基本的な使用方法
LiveLiNQ Evidence インストール後の、起動から基本的な使用方法までを解説します。
ストリーム設定
ストリームの設定を変更する場合、「停止」ボタンを押下し、ストリームを一度終了する必要があります。
「ビデオ&オーディオ設定」をクリックします。
表示された画面から、一覧にある各ストリームについて設定を行います。
各種設定項目
ストリームに対しての設定項目は以下の通りです。
設定後、カメラ設定に戻り、「開始」ボタンを押下します。
カメラの一覧が表示されれば、設定した内容でストリームが開始されています。
アプリケーションの起動
LiveLiNQ Evidence はインストール後、バックグラウンドで起動します。
画面を表示したい場合は、タスクバーのシステムトレイからアイコンをクリックします。
クリック後、下記ウィンドウが表示されます。
初期状態では、PCに接続されている機器(カメラ等)と画面を自動で読み込み、一覧に表示します。
アプリ起動時から、ストリームが開始された状態となっています。(初期状態では、一覧に表示されたすべての機器・画面についてストリームを開始します)
ストリームを停止する場合は、「停止」ボタンを押下。再度開始する場合は、「開始」ボタンを押下します。
※ WEBカメラのストリームが開始されない場合
初期状態のままでは、WEBカメラのストリーミングが開始されない場合があります。その場合、以下をお試しください。
一覧に下記のように表示され、WEBカメラのストリーミングが開始できない場合
ビデオ&オーディオ設定を開き、対象のWEBカメラのソースを選択します。
開始できない場合、WEBカメラのエンコーダー設定が「High performance(HW)」になっている可能性があります。
エンコーダー設定を「Dshow video device」に変更し、再度カメラ設定から「開始」ボタンを押下してストリーミングを開始してください。
カメラモード設定
「カメラ設定」をクリックし、表示された画面からカメラモードを設定します。

カメラモードについて
LiveLiNQ Evidence には2つのカメラモードがあります。
1.マルチチャンネル
マルチチャンネルモードでは、起動中のカメラ一覧に表示されている各ソースを、1つの仮想カメラ(ONVIFデバイス)として、まとめて出力します。全てのカメラが、同じIPアドレス・ポートを共有します。
クライアントソフト(NVR/VMS)から見たカメラの表示

2.マルチカメラ
マルチカメラモードでは、起動中のカメラ一覧に表示されている各ソース毎に仮想カメラ(ONVIFデバイス)を作成し、出力します。全てのカメラが、同じIPアドレスを共有しますが、ポートは個々に違うものが割り当てられます。
クライアントソフト(NVR/VMS)から見たカメラの表示
ONVIFユーザー設定
クライアント(NVR/VMS)からストリームに接続する際に使用する認証情報を設定します。接続時には、ここで設定したユーザーIDとパスワードが必要になります。

クライアントソフト(NVR/VMS)から見たカメラの表示
アプリパスワード設定
アプリパスワードを設定することで、設定変更やストリーミングの停止操作に制限をかけることができます。
「アプリパスワード」をクリックし、設定欄を開きます。
設定するパスワードを入力し、適用をクリックしてパスワードを設定します。
設定変更やストリーミングの停止を行う場合、以下の画面が表示され、認証されるまで制限がかかります。
ライセンス情報
使用しているライセンスの情報について確認することができます。
「ライセンス情報」をクリックし、表示欄を開きます。
オプション設定
オプション画面で設定できる項目について、代表的なものを解説します。
ホットキーの有効化
「ctrl + alt + d」キーを入力することで、アプリのウィンドウを表示できるようにします。
秘匿モードの有効化
タスクバーのシステムトレイにアプリアイコンを表示させないようにします。 (アプリのウィンドウを開く場合は、「ctrl + alt + d」キーを入力します)
アプリアップデート設定
アプリのアップデートを自動化するか設定します。
また、「更新プログラムのチェック」ボタンを押下することで、現在のアップデートを確認することができます。