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チャットツールが立て続けに有償化。長期試用から本番まで使えそうなチャットツール'Mattermost'を試してみた。


Photo by Web Summit Attribution 2.0 Generic

こんにちは!

最近、デジタル化の波が加速している中、チャットツールを活用する機会が増えてきた。その矢先、Slack、Teams、Chatworkなどの有名なチャットツールが次々と有償化されました。必要な機能に対してコストを支払うことは当たり前のことですが、小規模事業者や非IT企業においては、まだまだチャットツールが一般的なツールではなく、”まずは使ってもらう”という段階にあると思います。そこで今回は、無料で使えるチャットツールである'Mattermost'を使ってみましたので、その利用感をお伝えします。


トップ画面はこんな感じなのだ

左ペインには、インサイト、チャンネル、ダイレクトメッセージのメニューが並んでいます。機能面では、SlackやTeamsよりもシンプ


ルな仕上がりとなっています。デフォルトではOff-TopicやTown Squareの2つのチャンネルが用意されていますが、追加する際には、公開または非公開のチャンネルを作成することができます。また、メンションを使えば通知もされるため、他のツールと同様に使いやすいチャットツールとなっています。


スマートフォン向けのアプリもあ


るだ

iPhone / Andoroid用のアプリも準備されている。アプリを使えば、チャットでメンションされたとき等に、スマートフォンで通知を受けることができる(別の仕組みでメールでの通知も届く)。また、アプリを使ったメンバー間の音声通話もできるようになっているので、Slackなどの無料版と同程度の機能はありそうです。











費用はどのくらいかかるのか

Mattermostには、クラウドサービスとして提供されるクラウド版と自分たちでサーバーを構築するセルフホスト版が存在します。 クラウド版では、サーバーを準備する必要はなくお手軽にシステム導入が可能ですが、メッセージやディスク容量に制限があります(フリー版では10,000件まで等)。

セルフホスト版は、システムのインストールやセキュリティアップデートなどは自分たちで行う必要がありますが、メッセージ数に制限はありません。

クラウド版とセルフホスト版については、料金に変わりはありません。価格帯に影響があるのは製品体系で、Mattermostには3つの料金体系があります。

製品名

料金

概要

フリー版

無料

基本機能

プロフェッショナル版

10ドル/月・人

セキュリティ関係が強化

企業版

問い合わせ

高信頼性やデータ検索などの機能が豊富

まとめ

今回は、フリー版かつセルフホスト版を利用して構築しました。XServerのVPSを使って構築しました(月額1,150円のサーバーでも充分動作します)。導入はとっても簡単ですが、ITに明るくない人には少ししんどいかもしれない。

SlackやTeamsを使っていて、「有料化に合わせて引っ越したい」というかたは、まずはフリー・クラウド版でのお試しをおススメします。そして、使用感が満足出来れば、メッセージ上限やディスク容量とお値段を考えて、どのツールを導入するかを考えるのが良いと思います。


EvoLiNQでは、Mattermostのようなオープンソースソフトを企業活動に活用するご支援を行っています。ご相談もオンラインにて受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。









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