対話型AIをつかってアプリをつくることができるMicrosoft Copilot (PowerApps)を触る。
この記事は2023年4月26日に書いたものです。
Microsoft PowerAppsとは(Bingさんにききました)
Microsoft PowerAppsとは、専門の開発者でなくても簡単にアプリを作成できるローコード開発ツールです¹。PowerAppsでは、Webアプリやスマホアプリを作成できます²。画面の構成を決めて部品を配置したり、データを別のシステムから持ってきたりといったことができます²。また、Power Platformの他のツールと連携して、アプリの機能を拡張したり、データを分析したりすることもできます²。Microsoft 365やMicrosoft Dynamics 365のライセンスがあれば、PowerAppsを利用できます³。PowerAppsは、リモートワークやハイブリッドワークが普及し、オフィス内だけで使われていた既存のアプリでは物足りないケースに対応するための便利なツールです²。
ソース: Bing との会話 2023/4/26
(1) ビジネス アプリ | Microsoft Power Apps. https://powerapps.microsoft.com/ja-jp/.
(2) Power Apps の使い方を解説! コードを書かないアプリ作成の極意 .... https://www.microsoft.com/ja-jp/biz/smb/column-power-apps.aspx.
(3) Microsoft Power Apps と Microsoft Power Automate. https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/business/microsoft-powerapps.
対話型AIを使うための設定

PowerAppsのWEBサイトを開くと画面の上部に”Power Apps に、アプリ向けの生成型 AI ボットを含む、対話型 AI の新機能が追加されました”と魅惑的な(!?)メッセージが表示されます。
そこから進んでいくと、PowertAppsでAIを使うための手順などが書かれたページを見ることができます。
簡単に言えば、
今はプレビューです。
使うにはリクエストを送る必要があります。
使えるのは米国にあるPowerApps環境だけです。
…
…といった感じです
アプリをつくる
それでは、実際にアプリを作ってみましょう。
Power Appsにログインすると、画面の上にチャット欄が出来ています。

このチャット欄に以下の文章を入力してみます。
I want Member Management System for Sports Club .
するとなんということでしょう…データベースのテーブルが作成されます。

画面には写っていないですが、好きなスポーツや会員種別などの項目も追加されています。
折角、画面右側にチャット欄(Copilot)があるので、色々と注文をつけてみましょう。
Change Member Name to Last Name and Add First Name and Middle Name.

そうすると、メンバー名を姓名、ミドルネームに別れます。
日本人は、血液型をとても気にするので、カラムを追加してもらいましょう。
Add Column blood type .

追加されました。まさかのRH+ / -の区別までついた選択にしてくれました。
テーブル構造はこれくらいにするとして、アプリをつくるならテストデータをもう少し欲しいですね。

テストデータも追加をお願いすれば、ちゃんと追加してくれます。
とっても、便利です。

調子にのって、もう一回お願いしたら、お断りされました・・・というか、現段階では会話回数には制限があるようです。
アプリをつかう
データを格納するテーブルが出来れば、"Create App"ボタンを押せば、アプリの作成が始まります。

アプリが起動すると、以下の画面が表示されます。
”ホーム”画面とアプリの画面の二つのタブができます。ホーム画面では、データの内容をチャットでやりとりができるらしいですが、今日現在、機能していないようです(!?)。使ってみたいなあ。。。

アプリ画面に切り替えると、PowertAppsのアプリが完成しています。対話だけで、最低限のアプリが使えるようになります。

ここでもチャットが使えますので、画面の変更をお願いしてみましょう。
Change label text Last Name to "姓"

残念ながら、入力画面については、変更はできないようですが、変更するための手順は教えてくれました。
まとめ
今回は、対話型AIでアプリをつくることが出来るというPowerAppsの新機能をためしてみました。まだ、発展途上の技術ではありますが、最低限のアプリを作成することができます。ここ数ヶ月の間、ChatGPTなどの対話型AIが注目を集めています。プログラミングやデータ分析、文章作成など、対話側AIは従来、専門的な知識がないと扱えなかった分野をどんどん身近なものにしていきそうです。特に、MicrosoftのOfficeなどのアプリケーションやクラウドサービスは、最先端の技術を取り入れているので注目ですね。
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