LiveLiNQ Broadcasterの機能
インターネットを通じてプロジェクターの画面をスマートフォンやタブレットにリアルタイムで表示します。会議室、教室、イベント会場など、どこでも手軽に利用可能です。操作はとても簡単で、タッチパネルに4桁の数字を入力するだけで設定完了。特別な機器は不要で、誰でもすぐに使えます。ビジネスプレゼンテーションや教育現場での授業、セミナーやワークショップでの活用に最適です。映像の遅延が少なく、高品質な映像を提供します。
LiveLiNQ Broadcasterでできること
会場に投影中の画面をスマホ等に配信
会議、イベントでスクリーンに投影している画面を参加者のスマートフォンやタブレット、ノートパソコンへ配信します。角度が悪くて画面が見えない方、文字が小さくても読めない方、イベント運営などをしていて画面が見えない方に、低遅延・リアルタイムでスクリーンに投影中の画面を配信します。
プロジェクターが準備できなくても会議が可能
プロジェクターがない会議室でのプレゼンテーションも、ノートパソコンやタブレットを使えば問題ありません。これにより、機材の設置やプロジェクターの調整に時間を取られることなく、スムーズにプレゼンテーションを進めることができます。ノートパソコンやタブレットを使用することで、画面共有も簡単に行え、参加者全員が同じ資料をリアルタイムで確認することが可能です。

説明中のページをそのまま表示し、ページ送り不要
デジタルデバイスを使ったプレゼンテーションの大きな利点は、紙の資料とは異なり、説明中のページがそのまま表示される点です。これにより、プレゼンターが話している内容と資料のページが一致するため、参加者は迷うことなく理解を深めることができます。また、デジタルデバイスならではのインタラクティブな機能を活用することで、よりダイナミックなプレゼンテーションを実現し、参加者の関心を引きつけることができます。
画面イメージ
配信装置画面

利用者端末画面(スマートフォン)
仕様・特徴
仕様
項目 | 仕様 |
映像入力 | HDMI × 1 , SDI × 1 (システム設定によりどちらか一つを利用) |
HDビデオフォーマット | 720p60, 1080p23.98, 1080p24, 1080p25, 1080p29.97, 1080p30, 1080p50, 1080p59.94, 1080p60, 1080i50, 1080i59.94, 1080i60 |
ネットワーク | 2.5Gbps RJ-45, 10Gbps SFP+, WiFi-6(有線LANでの接続を推奨)
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同時接続数 | 100接続(ライセンス数かつ理論値) |
基本ソフトウェア | ubuntu 24.04 LTS |
特徴
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動画配信サイトとの違い
Live LiNQは同時接続数を抑えて、低遅延を実現しています。これにより、リアル参加した イベント会場でも違和感なく資料をみることができます。
同時配信数 | 配信遅延 | ||
| 最大100 | 200ms程度 | |
動画配信サイト(YouTube等) | とても沢山 | 十数秒(低遅延時) |
2.WEB会議(画面共有機能)との違い
Live-LiNQはリアル参加向けに特化した構成としています。これにより、簡単な操作でイベント開催・参加が可能です。
事前準備 | 参加者の操作 | ||
| 最大100 | 200ms程度 | |
WEB会議(Zoom等) | 会議室作成, 画面共有操作等が必要 |
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再生可能な端末
WEB会議(画面共有機能)との違い
端末種類 | 内容 | |
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Android |
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iOS |
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その他
遅延時間実証

Live LiNQ はどのくらい配信遅延があるのかを実証しました。実証は、Live LiNQを有線接続し、端末はWiFiです。 上の画面が配信先のモニタ 下の画面が配信元のモニタです。 概ね、250msから300msの遅延でLive配信できています。
装置外観



接続例1.

接続例2.
